1998年度 秋津まつり後記

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地域最大のイベント「秋津まつり」は、10月24日と10月25日に行われました。
文字通り祭りの中心となった「秋津小学校」の校庭やロータリーには、ふだん、足を踏み入れなくなった卒業生やPTAのOB、OGの方も気軽に校門をくぐり、数百メートルの歩行者天国には思い思いの屋台をのぞく人々で溢れました。

01.jpg (18907 バイト) 大人気! 「ストラックアウト」

◆「星空コンサート」や恒例となった「お化け屋敷」「ストラックアウト」には、数え切れないほどの「お客」が集まり、「秋津っ子バザー」には、子ども達の楽しげな声が響きました。
ここでの「売り上げ」の一部は、「阪神大震災」被災者への義援金として今年も今なお震災の傷跡に苦しむ独居老人に送られました。

・義援金額 総額22594円
<内訳>
秋津小児童や卒業中学生、隣の小学生を含む42人から「売り上げ」の10%を寄付

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◆秋津の大通りを埋め尽くした屋台は、杵と臼でつかれたお餅を待つ人々、笑顔が印象的だったハンディキャッパーの方の園芸のお店(花の実園)、縁台将棋の屋台、大学の先生が鉢巻きをしめて焼く焼き鳥屋等、そこには秋津ならではの光景がありました。
出店した方々は、一年の活動費用の一部を賄おうとするスポーツクラブ、人と人との「ふれあい」そのものを求める方等、目的は様々でしたが、共通していたのは皆、誰よりも楽しげで心地よい汗をかかれていた事でした。

04.jpg (22736 バイト) 毎年工夫を凝らしたパレード

◆「秋津」が誕生した直後に始まった「秋津まつり」は、秋津の歴史の縮図です。

「秋津まつり」に合わせ帰郷した大学生の娘さんと、どこか誇らしげに腕を組み屋台をのぞくお父さん。その脇をパレードの時間を忘れ夢中になって走り抜ける秋津幼稚園の園児

祭りの街路には、ご主人に先立たれた車椅子のご婦人がありました。その穏やかな瞳には、昔と変わらぬ賑わいを見せる「秋津まつり」がどう映ったのでしょうか。

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◆今年も祭りが終わりました。終わった2時間後には、ひとときの華やぎの記憶を残し、賑やかだったブラスバンドの響きも人々の雑踏も消え、いつもの秋津が戻ってきました。